こんにちは。移動販売のクレープ屋キャンプスクレープ代表のゆきち(@yuki_one2)です。YouTubeチャンネルが大好評です。
さて今回は『コロナ時代を生き残るキッチンカーとは?』という内容で記事を書いていきたいと思います。
という僕はキッチンカーでクレープ屋をやっていまして、こういった感じで月間1万PVのブログを書いたり、登録者1,500人のYouTubeをやったり、キッチンカーの中ではわりとネットに強い感じの人になってます。
もちろん大したこと無い数字なのは自覚しています..
そんな僕なんですが『こんなキッチンカーならこれからも生き残るだろうな』と思うものを記事として紹介していきます!
ぜひこれからキッチンカーをやってみたいという方には有益な記事になると思いますので、最後までご覧ください。
コロナ時代を生き残るキッチンカーとは?
まずはコロナなどの感染症と共存することになった現在を、よく理解するところからはじめましょう。
その後これからキッチンカーが取るべき、具体的な対応を紹介します。
コロナと共存することになった今
コロナさんのせいで日本、いや世界はガラッと変わりました。わかりやすいところで言うと..
- 飲食店などの店舗利用者が激減
- 大規模なイベント禁止
- テレワークが普及
- マスクが基本装備
- 人とはなるべく会わないようにする常識
などなど。とにかく僕たちがこれまで歩んできた道のりとは、まるで違う世界がこれからは始まります。
キッチンカーももちろん例外ではありません。メディアでは首都圏の住宅街に出店するキッチンカーが注目されていましたが、これほど大きなマンションが立ち並ぶのは全国でも都内など僅かです。全国のほとんどのキッチンカーは、マンション街で出店することなんてできません。
引用:MAG2NEWS
キッチンカー、住宅街にシフト 「3密」避け、温かいものを―在宅勤務に人気 - まぐまぐニュース!タワーマンションの前で営業するキッチンカーに距離を保って並ぶ人たち=4月22日、東京都中央区 オフィス街やイベント会場で見掛けるキッチンカーが住宅街に登場している。新型コロナウイルスの感染拡大で店舗の営業自粛が続く中、密閉、密集、密接の「3密」を避けながら温かいプロの料理を食べられるとあって、在宅勤務中の人...
キッチンカーは全国にたくさん存在しています。現状ではほとんどのキッチンカーは客足が伸びずに、経営が危うい状況だと推察します。僕もその1人です。
コロナの影響で出店場所を変えるなどして、生き残りを狙う人たちもいますが、地方など物理的な理由で出店場所を以前のまま変えられない人たちは、廃業せざるを得ない人も出てくることでしょう。
このままいけば確実にキッチンカー業者は減っていきます。
コロナ時代でのキッチンカー戦略
ここからが本題です。
では「どうやったら生き残れるのか?」
僕が思うこれからの対策を紹介します。
戦略は全部で3つです。
- テイクアウト強化
- デリバリー導入
- 個人に向けての買取事業
では順番に解説していきます!
テイクアウト強化
ひとつ目の戦略は「テイクアウト」です。
キッチンカーは当然テイクアウトが基本なのですが、ここをもっと注目してもらえるようにしましょう!
そこで紹介したいのが【menu(メニュー)】というアプリです。
- 配達(デリバリー)を導入できる(東京23区限定)
- オンラインでテイクアウトの注文を受けれる
menuを導入することによって、デリバリー店舗にもなれるし、お客さん自身が持ち帰るテイクアウトの注文も受けることができます。
- 売上金の振り込み手数料440円
- (デリバリーの場合)配達手数料
なんと2022年3月まで
- 初期設定費用
- サービス手数料
- 決済手数料
が無料です!!
購入者も店舗側も余計な経費をかけることなく、新しいサービスを導入可能です。
①【menu(メニュー)】ホームページから申し込み
(必要なもの)
- 営業許可証
- 免許証
②商品の写真撮影
④タブレットにアプリをダウンロード
※タブレットは付属してないので、自分で準備する必要があります。
③利用スタート
【利用者側】
- 決済費用がかからない
- キャッシュレスで決済できる
- アプリから食べたいものが探せる
- 店舗で待たなくて済む
【店舗側】
- 初期導入費用がほとんどかからない
- 顧客範囲が広がる
- 決済のミスがなくなる
2022年3月まではすべての手数料が無料なので、今のところは導入するメリットしか無い状態です。キッチンカーとして幅を広げるためにもぜひ登録しておきたいところです!
デリバリー導入
続いての戦略はデリバリー導入です。menuでもデリバリーは出来るのですが、今のところは東京23区限定となっています。
ここでは地方でも使える、おすすめのデリバリー出前館を紹介します。
東京23区以外の店舗がデリバリー導入
- 初期費用20,000円
- 注文ごとにサービス手数料/売上の10%
正直な感想として手数料がとにかく高いと思います。ただキッチンカーをやる人のメリットとして、もし出店場所が見つからなかった時に出前館を登録しておけば、例えば自宅前でデリバリーの注文を受けることができます。
お弁当や丼ものならこの手法はありです。デリバリー専門店として機能させても面白いかなと思います。
個人営業を仕掛ける
最後3つ目の戦略です。
キッチンカーには「買取出店」というのがありますよね?
住宅展示場や携帯ショップがキッチンカーの商品を買い取って、イベントに来てくれたお客さんに無料で商品を提供するというシステムのアレです。
これを企業を相手ではなくて、個人を相手にしていったらどうか?
ということです。
僕は先月実施したクラウドファンディングで、クレープ50食分を個人を相手に販売しました。もちろん支援の意味が大きいクラウドファンディングですが、結果的に2名の方に購入していただきました。
そのリターンはすでに実行し、クレープ50食を提供していきましたが、この試みは可能性があると感じました。
企業に対する買取営業は一般化しており、たくさんのキッチンカーが募集していますが、個人に対する営業というのは全く普及していません。
例えば結婚式の二次会、誕生日会、ホームパーティーなどにキッチンカーを呼べると面白くなりそうです。
募集方法は難しいですが、クラウドファンディングやネットショップのBASEなどが良いのかなと思います。まだ手探りな状態ですが、とりあえず僕はやってみようと思っています。

まとめ
- 【menu(メニュー)】の導入
- 出前館の導入
- クラファンやBASEで買取の個人営業
いずれも簡単なことじゃないですけど、すでに確立しているサービスを使うことはこれから重要です。
コロナ禍の現在はキッチンカーとは言え、オフラインで人と接触する機会は確実に減っていきます。もちろん今まで通りの出店形態も無くならないでしょうが、リスクの分散として出店しなくても収入を作れるシステムを作っておくのは、これからの時代は必須な能力になります。
キッチンカーを経営している方々の選択肢になれれば嬉しいです。
それでは!!
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