こんにちは。移動販売のクレープ屋キャンプスクレープ代表のゆきち(@yuki_one2)です。YouTubeチャンネルが大好評です。
さて今回は『クレープ屋のキッチンカーは儲かるのか否か?』ということをかなりリアルにお伝えしようと思います。

開業してクレープ屋をやってみたい!
と考えている方には絶対に読んで欲しい記事となっています。
そんなことを言う僕はというと、2019年11月にクレープ屋のキッチンカーをスタートさせており、これまで5ヶ月キッチンカー運営を続けています。
ぜひこの記事で、キッチンカーを本当に開業するべきかという判断材料にしてください。
やってみて分かったクレープ屋キッチンカーの厳しい現実
まず結論から言いますと、キッチンカーの中で「クレープ」を選択するのは本当におすすめしません。
特にフランチャイズで開業するのは非常に厳しいと思います。
企業としては利益をあげるために、フランチャイズを推奨していますが、個性が無いフランチャイズで儲けることはほぼ不可能です。
YouTubeでも紹介していますので、そちらをぜひご覧ください。
ということで、この記事では「クレープ屋が厳しいと思う理由」を解説していきます。
- キッチンカー開業を考えてる人
- 独立でクレープ屋をやりたい人
という人には特に読んで欲しいと思います。読んだ結果『理想と違う』と気付いてくれたり、『それでもやりたい』などと思ってくれたら嬉しいです。
それではキッチンカーでも特にクレープ屋をおすすめしない理由を紹介していきます。
クレープ屋開業はおすすめしない理由
①回転が悪い
クレープはお弁当のようにポンポン売ることができません。注文が入ってから焼き始めるので、どうしても回転率が悪くなります。
回転率が悪いと行列を見て買うのをやめてしまう人がいたり、途中で並ぶのをやめる人がいます。それは機会損失に繋がっているので売り上げは落ちます。

じゃあ最初から焼いておけばいいじゃん
と思うかもしれませんが、クレープは焼き立てでないと美味しさが十分に引き出せません。

多少美味しくなくても提供すればいい
これはちょっと無理です。おいしいクレープ屋さんはそこらじゅうにあるので、いずれクオリティーの低さがバレて売り上げは落ちます。
クレープは一人一人に時間がかかり回転率が悪いという点で、儲けたいという人には向いていないです。
②売れないそして単価が低い
まずこの事実をよく理解してください。
イメージではなんかクレープって人気そうですよね?やってみると分かりますが想像より売れません。
イメージとして原宿とかゲレンデ併設のお店が混んでいる印象がありますよね?あれはもう別物です。一緒にして考えてはダメです。
普通に出店している場合、クレープはそこまで人気無いです。
これが事実です。
そして、そんな売れないクレープ屋の僕がとった対策は大きさを半分くらいにして「安く売る」という手法です。
これは結構評判良くて売上個数は伸びたのですが、お客さん1人当たりの単価が落ちてしまいました。
小さいサイズにしたことでメリットはたくさんあったのですが、結局クレープ1枚の労力は同じなので一日の出店が大変です。
安いものを多く作り続けるのは、かなりの重労働だと感じました。
つまりクレープは人気がそこまで無い、売ろうと思って単価を落とすと体力的にきついということで、僕はおすすめしないです。
③競合が多い
まずキッチンカーで一番多いのはクレープ屋です。単純に同じ県内で活動する人はすべて競合になります。
そして忘れてはいけないのが、キッチンカーでなくても固定店舗でチェーン店を持っている大手も競合となります。
- マリオンクレープ
- ディッパーダン
- マザーズクレープ
ここら辺も場所によってはライバルとなります。
特にディッパーダンは大きめのクレープを300円で提供したりています。
美味しさで勝てますか?
クレープ屋を開業するからには、こういう場所と比較されることを覚えておきましょう。
キッチンカーにしろ、固定店舗にしろクレープ屋は供給が多いので、その中でポジションを見つけていくのは非常に難しいです。
漠然と「クレープ屋をやりたい」では必ず失敗します。キッチンカーもそんなに甘い世界ではないということです。
楽しめる人に向いている
ここまででクレープ屋は、儲けたいという人にはおすすめしない理由がわかっていただけたと思います。
それはズバリ「クレープが好きな人」です。
稼ぎたいということが一番ではなく、クレープ屋開業が夢でどうしてもキッチンカーを通してやりたいことがあるという人です!!
こういう人はキッチンカーでのクレープ屋開業をおすすめします。
そしてこういう人は、計らずとも売れるクレープ屋になると思います。
「好き」という感情はとても強く、やらされてるわけではないので、良いサービスがどんどん出てきます。
キッチンカーをやること自体にやりがいを見出せる人なら、開業は本当におすすめです!
まとめ
キッチンカーでもクレープ屋が厳しい理由
- 回転率が悪い
- 純粋に売れない
- 単価が低い
- 競合が多い
それでも「面白そう」とか「やってみたい」という人には、実際も楽しいのでおすすめです!
「クレープ屋で儲けて暮らしたい」という人には向いていないです。キッチンカーをやるなら他の商品を選ぶことをおすすめします。
僕のYouTubeではこういうキッチンカーのリアルを日々動画として配信していますので、もっと知りたいという方はこちらをご覧ください。
では今回は以上になります。また次回の更新をお待ちください。
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